2013年1月にミャンマーの首都ヤンゴンに事務所を構えたMyanmar Investment Groupは、経済開放を進めるミャンマーの今後の成長セクター(ヘルスケア、インフラストラクチャー、教育、金融)に投資するプライベート・エクイティ・ファンドThe Myanmar Private Equity Fundの組成を進めています。
Myanmar Investment Groupのスポンサーは、ベトナムでの投資実績のあるLegacy Financeと、インド、中国、モンゴルでの投資実績のある香港のAsia Pacific Capitalが共同で就いています。
人口6000万人のミャンマーは、日本でもアジア最後のフロンティとして、投資への注目が集まっています。では、具体的にはどんな投資機会があるのでしょうか?
(1)通信
携帯電話の普及率はわずか9%、2012年の携帯電話の成長率は140%(この背景には2011年ままで、SIMカードの購入コストが2500米ドルだったことがあります。)
(2)金融
1000平方キロメートル当りの銀行店舗数は0.85店舗(タイはこの14倍、ベトナムは8倍)、国内には、国立の銀行3行と私営の銀行19行のみ。
(3)電力
人口の26%しか電力供給を受けていない。
生活インフラを担う産業だけ例に取り上げても、明らかに供給量が不足しています。
Myanmar Investment Groupは、2013年9月を目処にThe Myanmar Private Equity Fundの組成を目指しています。Myanmar Investment Groupのスポンサー企業2社は、1998年からミャンマーで培ってきた人脈を有しており、その人脈を梃子に、新たに飲料生産を目指す日用品の最大手物流会社、25年以上の歴史のあるISO 9001:2008取得済みのエンジニアリング会社、WHO-GMPに準拠する製薬会社、環境指向のコーヒーショップチェーンなどの出資を目指しています。このファンドは事業会社へ投資を軸としており、不動産分野には投資しないそうです。
Myanmar Investment Groupでは、ファンドとは別に、事業会社への共同出資についても検討するそうでうです。Myanmar Investment Groupと連携して、更なる拡大を目指すミャンマーの事業会社への投資にご関心のある方は、からご連絡下さい。
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ホームページURL | http://myanmarvest.com/ |
電話番号 | +95 (9) 42 0198 564 |
住所 | 12/K, Pyithu Street, 7 Mile, Mayangone Township. Yangon, Myanmar |
掲載日 | 2013年6月28日 |
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