フィリピンの再生可能エネルギー開発会社Greenergy

2013/6/11 20:38 投稿者:  webmaster

2010年に創業したGreenergy Solutions, Inc.(Greenergy)は、フィリピンにおける廃棄物ゼロと再生可能エネルギーを供給を目指し、焼却技術やその施設管理サービスの提供だけでなく、自治体や民間企業向けに、廃棄物処理プロジェクトに関する方針策定、企画、運営、及び資金調達などを手掛ける会社です。

 

 

 

Greenergyは、2010年3月には、地元の廃棄物埋立事業者をパートナーとして、廃棄物をエネルギーに転換するWaste-to-energy(WTE)施設を建設する10年計画「Zero Waste Philippines(ゼロ廃棄物フィリピン)」に着手すると発表しました。

 

この計画を推進する役割を担うSpecial Purpose Corporation(SPC、特別目的会社)には、金融機関や投資家などが融資及び出資し、少数株主の廃棄物埋立事業者が、適切な建設場所を確保しつつ、地方自治体と廃棄物処理サービスを契約して、WTE施設を運営します。WTE施設では、処理サービスだけでなく、生み出される再生可能エネルギーの販売や、carbon credit offsets(炭素クレジットオフセット)の事業機会を生み出します。

 

Greenergyでは、2011年から今後2年間で、推定60MWe(メガワット)と発電と3000トンの廃棄物を処理するため、5件のWTE施設の建設を計画しています。Greenergyの想定するSPCは、出資25%、借り入れ75%で資金を調達し、WTE施設の建設から運営まで行います。

 

このWTE施設は、フィリピンのRenewable Energy Act of 2008 (Republic Act No.9513)により補助金を受ける事が可能な再生可能エネルギー施設として登録されます。また、United Nations Framework Convention for Climate Change (UNFCCC、気候変動に関する国際連合枠組条約)のClean Development Mechanism(CDM、クリーン開発メカニズム)を果たす施設と登録されることで、炭素クレジットオフセットによる収益が期待出来ます

 

2013年2月現在、Greenergyは、フィリピン全土で25ヶ所のWTE施設の計画を策定しており、各WTE施設の立ち上げのための投資家を求めております。

 

Greenergyの活動は、以下のSlideshare(スライドシェア)でも閲覧できます。

 

Greenergyが推進するWaste-to-energy(WTE)施設への投資にご関心のある方は、からご連絡下さい。

 

Greenergy Solutons, Inc.
Greenergy Solutons, Inc.
地図

ホームページURLhttp://www.greenergyph.com/index.html
電話番号+632.382.6125
住所Room 401/402 Verde Oro Bldg. Commonwealth Ave. Diliman, Quezon City, Philippines
掲載日2013年6月11日